06/04/24 04:27:53.47 baD5kLTU0
「萌え」は一時の流行で終わるのでしょうか
質問
いわゆる「萌え」を売りにした番組を今たくさんみかけますが、80年代後半より90年代
前半にかけて作られたANIMEのほとんどはもっとストーリー性重視でした。中身を重んじる
視聴者に答えようとしている番組もまたたくさんあることに異議はないとしても、今日では
人気のあるANIME番組は萌え(おたく)寄りにシフトしつつあるようです。中身重視の方向に
再び傾くときも来るのでしょうが、現在の萌えANIME人気は一時のものなのでしょうか。
回答
日本のANIME業界それにファンの動向について外国人が観察して将来の動きを予想すると
いうのは事実上不可能ごとです。しかしながらANIMEのこれまでの歩みを振り返るに、いまの
萌えやメイドもの人気はANIMEにおける進化の最終形態と呼べるものではないと思います。
「萌え」は流行とは呼びにくいところがあります。萌えはANIMEにおける今流行りのムーヴメント
という以上のものではないからです。ANIMEという表現における進化の一過程であり、階段でいう
踊り場的なものと考えるべきです。
60年代におけるANIMEは技術的にはかなり素朴なものでした。しかし、今日のANIMEを形作る
もののかなりがこの頃すでに発明されていました。70 年代にはいるとANIMEにはスケール感と
メロドラマ性が取り入られるようになります。『エースをねらえ!』『宇宙戦艦ヤマト』『ベルサイユのばら』
『機動戦士ガンダム』らが典型です。
以下
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