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【毎日新聞】ネット君臨:第1部・失われていくもの/4 画面でつながる「仲間」「友だち」[01/05] - 暇つぶし2ch1:フルーツパンチ大名行列(070216)φ ★
07/01/06 00:06:40.06
◆ネット君臨:第1部・失われていくもの/4 画面でつながる「仲間」「友だち」

◇本当は会って話したい

携帯電話を持って湯船につかる。友だちからメールが来たら、すぐ返信するためだ。
入浴で話が途切れると、気まずくなりかねない。

長崎県佐世保市で暮らす中学2年生の女子生徒(14)のメール代は定額払いにしたから月4200円で済む。
そうしないと20万円にもなる。使うのは文字より絵文字が多い。「その方が相手の気持ちもよく分かる」

小6の6月、クラスで同級生の女児殺害事件が起きた。2人の間ではインターネットのホームページへの
書き込みをめぐるトラブルがあった。当時ネットを使っていなかった大半の同級生が今、利用している。

記者は「ネットと事件について考えることがある?」と尋ねた。女子生徒は「ない」と答えた。
あの日の出来事をけっして忘れたわけではない。それほど当たり前の道具になっている。
でも女子生徒は言う。「私、本当はメールより会って話をするのが楽しいんだ」

別の同級生の母親は事件を思い出すと身震いがする。加害女児を学校で何度も見かけていたが、
ネットの世界に閉じこめた心の中を察することはできなかった。
「誰かが聞いてあげていたら」と思う。だから部活を終えた息子を迎えに行くと他の子に声をかけ、
時にはメールアドレスを交換する。

「きょうはお仕事?」。息子の友だちからメールが届くようになり、少し安心している。

中国山地の冬。日が暮れると満天の星が浮かび、朝はアカマツ林が霜で白くなる。

岡山県吉備中央町の吉備高原学園高校は県が施設を整備し、私学が運営する「公設民営」の全寮制。
「やる気があれば、中学の欠席日数は問題にしない」ため、生徒約350人のうち
8割以上が不登校を経験している。近年はネットにはまっていた生徒も増えた。
携帯電話の持ち込みは禁止。パソコンもネットには接続できないルールだ。

広島県出身の2年生、入江岳君(17)は中1の最初の中間試験が終わったころから学校に行かなくなった。
時間が余り、ネットのオンラインゲームにのめり込む。
ゲームの参加者たちとチャットをしながら1日12、13時間パソコンに向かった。
互いの名前も年齢も性別も知らない。それでも画面の向こうに人がいるのを感じた。

親の勧めで寮に入る時は友だちとうまく付き合っていけるか不安だった。
「えいや、と飛び込んだら意外とすぐに慣れた」。
夜8時すぎ、6人部屋を出て放送・野外活動部の先輩の部屋を訪ねる。
文化祭の映像を編集するためだ。

毎日新聞(東京朝刊) 2007年1月5日
URLリンク(www.mainichi-msn.co.jp)

※続きます。


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