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★デートＤＶ、理解深めて 専門学校生がイラストパネル製作
恋人間の暴力「デートＤＶ（ドメスティック・バイオレンス）」をテーマにした岡輝公民館（岡山市旭本町）の
連続講座に参加した中国デザイン専門学校（同市船頭町）の学生が、被害例や防止策を解説したイラスト
パネルを製作した。４日からの同公民館を皮切りに、来年は市内公民館での巡回展も計画。
「被害の理解、防止に役立てて」と呼び掛けている。
デートＤＶは、相手の体を傷つける▽交遊関係を制限する▽性行為を強要する―などの恋人間で起こる暴力。
２００４年施行の改正ＤＶ防止法では、規制対象に元配偶者らの暴力が追加されたが、交際中の男女間
トラブルの被害者には法的支援がなく、置き去りにされているのが実情。
講座は６、７月に計５回開かれ、デートＤＶ被害者の支援者や弁護士らが実態などを説明した。同公民館は、
当事者になりやすい世代に関心を持ってもらおうと同校に呼び掛け、造形デザイン科の２―４人が参加。
共感した学生らが「同世代の被害者、加害者に訴えよう」と８月中旬からパネル製作を始めた。
パネルに関する問い合わせは同公民館。
（山陽新聞 2006年12月4日）
URLﾘﾝｸ(www.sanyo.oni.co.jp)