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★サンレイク草木、不明金550万円
みどり市が運営する国民宿舎サンレイク草木(同市東町草木)の会計に約五百五十万円の不明金
が出ていることが三十日、市監査委員の指摘による調査で分かった。
金庫に保管するなどしていた現金が数回にわたって紛失、不足しており、旧勢多東村当時からの
ずさんな公金管理に市民から批判の声が出ている。市は同日、不足額が確定した二百六万円分
について大間々署に盗難の被害届を提出。同署が捜査に乗り出した。
◎みどり市、紛失や不足数回
市が同署に届け出た不足分は、今年一月九日の売上金の一部十三万円と、みどり市合併前日の
三月二十六日の全売上金百九十三万千九百三十一円で、合計二百六万千九百三十一円。
このほか関係者の話によると、帳簿上では金庫にあるはずの両替用現金約四百五十万円が、
実際は二百十二万円しかなく、二百三十八万円が不足していたことが十月下旬の内部調査で判明。
二〇〇一年六月にも百二万円が紛失していたという。
市によると、毎日の売上金は会計責任者が確認して袋に入れて金庫に保管。週二回(月、金曜日)、
金融機関が集金しており、今年の紛失は、集金の時点でなくなっているのが分かったという。
市当局に報告しなかったことについて、サンレイクの職員は、「観光施設であるサンレイクの名前が
汚されるため」と話しているという。
サンレイク草木は、一九八一年に桐生広域市町村で構成する振興整備組合が設置。運営は当時の
勢多東村が行っていた。今年三月のみどり市発足に伴い、組合が解散し、市の施設となっている。
正職員十八人、嘱託職員は二十一人、繁忙期は三十人のアルバイトが働いている。
不明金の使途や経緯について、市は六人の専門班を作り調査を進め、全容解明を急いでいる。
市の赤石俊雄総務部長は「公金管理がずさんだった。内部調査では盗難に遭っていると思われる。
年内には調査結果を出したい」と話している。
(上毛新聞 2006年12月1日(金) )
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