06/12/04 08:33:25.94 fCn/RIs4
私自身も家族に打ち明けることができなかった。
今は話せば良かったのにと思っているが、当時は無理だった。
与えられ続けた罪悪感は、「ダメ人間」の私を孤立させた。
いじめ主犯の暗示はこうだった。
「あなたはそんなふうだから家族にもバカにされているじゃないか。
家族も冷たいだろう?呆れているからだよ。
でも大人だからね。心配したフリはしてくれるよ。」
悩んで苦しんでいる私に家族は優しかったが、
この言葉を聞いているので「見せ掛けの心配」をされていると思い込んだ。
自分自身の恥を家族に打ち明けるなど、考えたこともなかった。
生還後、家族がどんなに私を心配し、愛していてくれたかを思い知った。
ありさちゃんも、あとちょっとで助かったのにと思うと、涙を禁じえない。