06/07/10 22:20:07.13
>>1
盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領は6月22日、
「日本の挑発に対応できる程度の防御的戦力を整えなければならない」など、
まるで日本の脅威で韓日武力衝突が迫っているかのような悲壮感あふれる発言をした。この少し前には、
拉致問題の協議のためソウルを訪問した日本の国会議員らが、韓国の政府・与党から冷たい扱いを受けた。
潘基文(パン・ギムン)外交部長官には何とか会えたが、イ・ジョンソク統一部長官との会談は
一方的に取り消された。韓国与党議員の中で、唯一会うことができた
文喜相(ムン・ヒサン)韓日議員連盟会長は「米国と日本は北朝鮮に『厳しい父親』のように接しているが、
韓国は『慈悲深い母親』の役割をすべきだ」と語り、双方の立場の差だけを確認した。
そのため、日本政府内では盧武鉉大統領に対する「あきらめムード」が漂っている。ある日本の閣僚が、
非公式懇談会の席で「韓国の現在の政権には何を言ってもムダだ」と不信感をあらわにしたという話もある。
ワールドカップ共同開催以降、韓流ブームにより韓日間の民間交流が活性化してはいるものの、
両国の政治・外交関係がここまで悪化すれば、民間交流にも影響が及ばざるを得ない。
これまでの韓日関係は、過去の一時期の歴史問題などで摩擦が起きても、
ぶ厚い政治チャンネルで調整を行った時期があった。
もちろん、時代の変化に合わせてスタイルも変えていかなければならないが、
新しい韓日政治チャンネルの構築は「ポスト小泉」、「ポスト盧武鉉」の宿題とするほかなさそうだ。
小泉首相は9月、盧武鉉大統領は再来年の2月に退任する予定だ。
東京=鄭権鉉(チョン・グォンヒョン)特派員
ソース:朝鮮日報
URLリンク(japanese.chosun.com)