05/04/10 13:24:08
消費者金融などのCMを肯定的に見ている高校生が多いことが、
大分市の市民活動・消費生活センターが行った「消費生活実態調査」で
分かった。調査にかかわった研究者からは「金銭管理に関する学習が必要」
との声が出ている。
調査は、成人市民3千人と市内の高校3校の3年生500人を対象に昨年夏、
アンケート方式で実施した。成人1249人(回収率約42%)、高校生495人
(同99%)から回答があった。
消費者金融などのキャッシングに関するCMについて、成人は67・5%、
高校生は64・8%が「知っている」と回答した。その人たちに「CMをどう感じるか」
と尋ねたところ、成人は「良くない」「あまり良くない」が合わせて6割だったのに対し、
高校生は逆に6割が「とても良い」「まあまあ良い」と答えた。「とても良い」と
答えたのは成人が3・4%だったのに対し、高校生は15・3%に達した。
調査の質問の設定や回答の分析をした大分大教育福祉科学部の
財津庸子教授(消費者教育)は「高校生は消費者金融のことをよく知らないまま、
CMを面白いと受け止めている」と指摘。「金銭管理に関する学校教育や、
社会人の学習機会を充実させる必要がある」と話している。
引用元:朝日新聞
URLリンク(mytown.asahi.com)