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海上自衛隊の３等海佐（４２）が９６年から９７年にかけて北朝鮮へ無断渡航し、減給の
懲戒処分を受けていたことが分かった。海自は「隊員本人は反省しており、調査の結果、
情報漏洩（ろうえい）はなかった」と説明している。
海自によると、３佐は救難機ＵＳ１の操縦士だったが、現在は地上勤務。１等海尉として
岩国基地（山口県）に所属していた９６年１２月３０日から９７年１月４日にかけて、上司の
承認を得ないまま北朝鮮へのツアーに参加したという。
こうした無断渡航によって、９７年１月末、２カ月間減給６分の１の懲戒処分を受けた。
同庁では、海外旅行に際しては渡航申請を出し、上司の承認を受けることが訓令で
定められている。
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