08/02/06 10:46:47 iKd6UTrj
それは無理ってもんだ。
個人差を認めるということ、個人主義を認めるということはすなわち、
彼ら・彼女らのアイデンティティの崩壊を意味することだからだ。
実際は、「日本人」と呼ばれる人々のなかには、
サンダンス映画祭でもキャーイイ男と言われて次々と逆ナンパされる俳優の男から
「差別されるのは俺だからじゃない!日本人だからだ!」と鬱屈するNGOの小デブ男までいるし、
31ヶ国語で半生を記述される女やパリの都会っ子たちを魅了する女から
2chでそれらの足を引っ張ってクダ巻いてるだけの女までいる。
つまり「日本人」なんて括りはハナっから意味のない絶望的な個人間格差があるのだが、
高度経済成長期から続いた「一億総均質」幻想がそれを覆い隠してきた。
社会の安定装置であったその幻想もようやく捨てられようとしている今にして、
その幻想を未だに捨てきれない人々はやはりいるのだ。かくして彼ら、彼女らは叫ぶ。
「日本人なんて○○○だ!」