08/08/28 23:46:29 JSgt9oY4
>>49
自己信頼の問題は自己評価と自己価値と言う風に分けて考えたら良いような気がする。
自分の価値自体は誰にも否定できない。
自分という存在がなかったら自分は生きる事も世界を知ることも出来ない。
つまり自分は交換不可能。
だから自分は自分の存在価値を絶対的に認めざるを得ない。
そしてこれは自己完結することが可能。
一方で、自分に対する評価は文脈に依存する。
「自己評価の心理学」という本に、
自己評価は「愛されているという気持ち+能力があるという気持ち」だとある。
これは両方とも他人・外部を必要とする。
他人が居ないと愛されることはないし、能力は何かに取り組んで成功し、認められる事で証明される。
だから俺は、自己価値の認識という確固たる基盤を築いた上で、
社会的との関わりの中で自己評価を高めて、
自分を信頼できるようになるのが良いんじゃないかと考えてる。
認知療法でいう「無条件」の自己肯定は前者の意味。
他人からの許容や何かの達成などの「条件」を付けずに自分を信頼すると言うこと。
反対にドラッカーが言ったのは、後者の自己評価の意味だと思う。