08/06/24 10:05:53 V8nxHw/H
>>103
ゴメン。この後は自慢じゃないから許して
それから歳を重ねるごとにますます日本人離れした顔になっていったんだよ。
鼻は不恰好に高くなって、目もバカみたいにグリグリしててデカい、、
少しずつ少しずつ、成長していった、たまらない恐怖だった、こんな醜い顔は他にないと思うようになった、
もう人と目を合わす事なんて到底出来なくなってた、もう毎日床しか見てなかった、毎日泣きたかった、
もう自分を好いてくれてた人達も自分を好いてはくれなくなってた、それが中学卒業まで続いた、毎日拷問のようだった。
それから適当な高校に進学したのはいいんだけど、やっぱり挙動不審は変わらず、
通学を一緒にしてた中学の人が家に呼びに来る所から、気の休まらない一日が始まる、
顔を伏せて出て行き、道路を見ながら挨拶を交わし、学校まで自分の顔を見られないように、
一定の距離を保ち走行する、その同級生が近寄ってきたらすぐ顔を伏せる、マジ危ない運転だった、
学校に着いたら、席に着き教科書を読むフリをする、顔を伏せておく理由付けに、
昼食は同級生と食べるんだけど、常に弁当を見る、弁当見ながら会話、授業中が少しだけ安心できた、
みんなで黒板を見てるから、自分の顔を見られる心配が少ないから。それでも毎日猫のように気を張り巡らしてビクビクしてた。
こんな生活をしてたんだけど、でも中学の時と違ってその事で責められた、先生に怒られた、意外だった。
中学時代はその事でよく注意もされたし、友達に指摘されたりしてたけど、それでもまだ理解があった、
コイツはこういう奴なんだって、先生もそういう行動をとる前を知ってるし、理解が多少なりともあった、
だから卒業するまで学校に通えたんだと思う。でも初対面の人間がそんな態度取ってるのは凄く異質で不快な事だったんだね。
先生に毎日怒られた。クラスメイトにはあいつはおかしいと笑われた。どうしようもなく理不尽に思えた。自分がどういう思いで
こんな行動を取ってるのか分かるか！って言い返したくなったけど、知らないんだから責めるのは当たり前なのかな。
もう限界だった、顔の事で悩むのも、顔を見られるのも、もうたくさんだった。それから外に出るのを止めた。