08/05/24 12:53:25 6DeRwqtX
語り入っちゃうけどごめんね。うざい人読み飛ばしてね。
キミ・ライコネンっていうフィンランドのドライバーがいて、彼は子供のころからカートをやってたんだけど
F1の下のF3とかには出たことなくて、フォーミュラカーのレースにはたった2年、23戦しか出たことなかったのね。
でもその間に優勝13回もして、飛び級みたいな感じでF1に引き抜かれたんだ。
2001年にザウバーってチームでデビューして、2002年から2006年まではマクラーレンにいたんだけど、
ファステストラップ(レース通してサーキット1周にかかったタイムが一番早かった人)を19戦中10回も記録したり、
2005年の鈴鹿の時には運悪く後ろからのスタートになったのに17台抜き、
それも最後はトップを走っていたフィジケラをラスト1周で抜いて優勝するなんてこともあったのに、
なぜかマシントラブルでのリタイアも多くてチャンピオンに一歩届かずがずっと続いてたのね。
で、2007年にフェラーリに移籍して、新しいマシンに馴染むのに苦労したりして、
17戦中15戦が終わった時点でトップのハミルトンから17ポイントも引き離されて優勝はほぼないって言われてたんだ。
(F1はレースごとに1位が10ポイント、2位8ポイント、3位6ポイント、4位5ポイント、以下1ポイントずつ減って8位までポイントもらえる)
でも、レースのたび「チームの作ってくれたマシンと自分を信じて諦めない」って言い続けて、
最後の2レースで両方優勝、110ポイント…ハミルトンは109ポイント、1点差で最後に逆転勝利したんだ。