08/06/26 21:54:16 uSu3tEZL
不快・苦しみは「あるがまま」、先送りにしていること、逃げていることに恐怖突入することで、
恐れていたものを克服できるという自信を得させるが、森田療法。
恐怖に突入する際には、様々な感情が発生するかもしれないが、それらは「あるがまま」。
怖くてもやるべきことをやる。
「やれる」という自信は、恐怖に突入して自らが達成することでしか獲得できない。
そして、やれたという達成感を得たときに、初めて恐怖は無くなる。
それによって、それまでの内面的葛藤(恐怖→逃避→劣等感→はからいごと)が消失することによって、神経症が治る。
感情・気持ちはあるがまま恐怖突入によってやれるという自信を勝ち得ることで、自己実現的な生き方を
マスターさせるというのが森田療法だと思う。
苦しみをクスリでごまかすだけでは得ることが出来ない自信・成功体験を覚えさせる森田療法は、神経症の本質的な治療法であると思う。