08/05/25 08:43:01 kT5+K4Tc
神経症者のこだわり-3
自我だけではは出来ない、と認めるのです。仏性は「無意識の意識」です。眠る事でも「眠る前に体に任せる」
言い方を替えれば、無意識に入る事です。自我意識だけで眠りに入るのは、無理な事です。自我が自我意識だけで生きて
行こうとしているのを、もう一つの意識が「助けたい」と思っています。「無視されているのを、分ってもらおう」とすることが
そのアピールが『生き難さ、辛さ」として自我意識に「圧迫」を与えています。
生き難さ、辛さは、もう一つの「意識」が自分の存在をアピールしている姿です。「生き方を正しなさい」という事です。
いたずらに、薬に頼っても治らない訳です。認識の誤りを認めて、認識を変えれば「直ります」それには、学ぶ事が在ります。
「人間はどうして、苦しまなければいけないのか?」その事を学ぶ事で、自分の認識を変えてゆく事。その中にこそ、本当の
神経症の完治、言い方を替えれば、人間の生きてゆく道「不安の解消」された「安楽な」人生の獲得が在ります。
症状を除こうとしても、それは、無理な事です。症状を除こうとする事で症状が固定されているからです。
症状を起こしているもの、その事を学ぶ方が、多分近道かと思います。
参考にしていただきたいものは鈴木大拙博士の書いたものが良いと思います。
自分の不安を本当に解決出来るのは、自分しかいないからです。