08/02/16 20:16:12 svDcj4bF
スレリンク(utu板) で、
>自分が孤独であることに気がついてしまった自閉スペクトラム障害者の孤独は、
あまりにも深い。
>他人に多くを求めないということは、自分の深海のような孤独に耐えなければ
ならないということである。
>ただ、「役割」を離れたプライベートな場面で本来の自分を出せない
>(というよりも「社会的な意味での本来の自分が存在しないように感じる」
>というのが、自閉スペクトラム障害者の多くが抱える悩みなのではないでしょうか。
に対して、そのスレの100で、本当にそうだと思い、書きました。
それを書いてから改めて悟った、私のアスペとしてのハンディを書きます。
その前に、多分、いわゆる「普通の人」「定型発達」も、自閉とは言わずとも、
他人が理解しない自分だけのものを持っている人も多いんだと思います。
「こうでなければならない」というこだわりとか、自分しか理解できないと思っている事。
でも多分、健康な「普通の人」は、それを自然に「自分だけのもの」として、自分の中に
しまい込む事ができているんだと思います。「自分だけのもの」と「他人に理解できる事」を、
他人と接して得られる情報から自然に判断し、フィルタリングし、相手と協調できる状態に
できるんだと思います。それが余りに周りから否定されたりして心のバランスが崩れると、
「自分だけのもの」と「他人に理解できる事」を自然に判断する能力が弱まり、
感情が暴走する、いわゆるメンヘル状態になるのだと思います。
対してアスペを含む自閉圏は、最初から「自分だけのもの」と「他人に理解できる事」を
判断する能力が、薄いか、無い。だから、ちょっとした事でも自分の意識と違うと、
「理解されて当然」「思ったとおりになって当然」...と言うか「当然」という意識すら
無い事もある本能が、ダメージを受けてしまうと。こういう風に思いました。
私は決めなければならないでしょうね。「自分だけのもの」は、いちいち表に出さないと。
そして、そこに居たければ「相手と共有できる事」に意識を集中すると。
自閉圏にとって、相手と接する為に必要な事は、そういう事だと思いました。