07/11/11 11:03:53 YUCEbiQl
学歴コンプ現象を様々な視点から捉えるといい。
悩み事は何でもそうだが、人間が悩むときはたいてい「1つの視点」からしか物事を捉えてないものだ。
とりあえず「自分」「他者」に分けて考えてみよう。
【自分について】
自尊感情の基準が相対的になってることは大きな問題だといえよう。
健全な自尊感情が「ありのままの自分」を肯定することから生まれる以上、
「他者より優れているから」「他者より美人だから」といった条件は付かないのだ。
絶対的な自己肯定感を得るにはどうするか?
「行為」と「存在」を区別することがなによりも大事になってくる。
人間の「行為」には優劣があるけど、人間の「存在」には優劣が無いのだ。
マズかった行為は今後少しずつ改善していけばいい。
何かに失敗したからといって、自分の存在までをも否定するのは間違いである。
【他者について】
学歴によって人を判断するのはステレオタイプの一種だ。
人間の頭の良さを推測する上で「良い学校=良い頭脳」という公式を当てはめれば、
時間と労力を節約しつつ他人を判断できるわけです。
ただこれは「全体」について言えることなんだよね。
全体を見たときにそういう傾向がある、というだけの話なのだ。
「特定の個人」がどうなのかは別問題なんですよ。
このため就職等においてステレオタイプ的判断を受けることには妥当性がないとは言えない。
しかしながら個人的な付き合いをしていく上で同様の判断を受けることには妥当性がないのだ。
人種差別や宗教差別なんかと同じですね。
もし仮に誰かが学歴であなたを馬鹿にしても、それは相手が未熟だという証拠です。