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2008年1月からのリタリンの流通について
ノバルティス ファーマ株式会社(社長:三谷宏幸)は、「リタリンR」(一般名:塩酸メチルフェニデート)の適応症であるナルコレプシーに
関する流通管理を適切に行うために※、関連する学会などの協力を得て、有識者からなる第三者委員会である「リタリン流通管理委員
会」を設置しました。2007年12月26日に、第2回目の「リタリン流通管理委員会」を開催し、2008年1月からのリタリンの流通管理について、
以下のように登録医等が決まりましたのでお知らせします。
医師からは約3,600名、調剤を行う薬局および医療機関からは約7,000件の申請があり、委員会で審議の結果、2008年1月からの登録医
は約3,200名、調剤を行うために登録された薬局・医療機関は約6,900軒となりました(12月26日現在)。
今回、登録にならなかった医師の内訳は、「リタリン流通管理基準」を現時点で満たしていない方、登録に必要な依存に関するプログラム
履修を完了できなかった方及び書類の不備な方が合わせて約400名です。
2008年1月1日から、登録された医師、医療機関及び薬局のみが、リタリンの取扱いが可能となります。ただし、前述の研修未履修の医
師、書類の不備な医師および薬局についても、今後、条件が満たされ次第、登録されることになります。また、登録申請は今後も随時受
け付けており、おおよそ月1回の頻度で更新されます。
ノバルティス ファーマ株式会社は、今後も、リタリンの適正使用をより一層推進するとともに、リタリンを必要としているナルコレプシーの
患者さんのためにこれらの流通管理を遵守して安定供給に努めていきます。
※ 「リタリンR」の適応症は、2007年10月26日付で、ナルコレプシーのみとなりました。その際、適正使用推進のために、厚生労働省から
流通管理を徹底するよう承認条件が付されました。「リタリン流通管理基準」は、この承認条件に準拠するものです。
以上