08/07/06 11:36:00 weI6jn5G
「私は他人から高評価を得ることで、より一層この世界における自己の価値の高まりを感じる」
かな。それは同時に
「私は他人から低い評価を受けることで、自尊感情の低下を感ずる」
にも通ずる。
ではバーンズ風の「行為」と「存在価値」の完全分離の方が良いかというとそうも思えない。
[人の価値は何をしても同一]では確実に行為のモチベーション自体が低下するし、埋没する個になってしまう。
それこそ健全で無い精神状態に陥ってしまう。
何をしてもあくまで「行為」を褒められだけ、「存在価値の向上」という恍惚感を得られなくなる。
つまりバーンズ風認知療法というのは、鬱病でどうしようも無いレベルの人の治療手段でしか無いようだね。
自己啓発の一環としてのレベルでは使え無そうだ。