08/03/02 09:38:38 ibhdsC8Q
>>274
私の見解は、 >>264-269 の文章が、参照文献から都合の良い部分だけをとりだして、
都合の悪いところは無視することで、元の文献が主張していないことを言わせている、
ということ。心理療法が効果がない、プラセボだ、ってどこに書いてあるの?
たとえば、[労力正当化」のThe Role of Effort Justification in Psychotherapy.の
最後の一節は次の通り。
Finally, I'd like to emphasize what we're not saying. We 're not saying that
effort justification is the only influence on therapy outcomes; nor are we
advocating an effort therapy. Existing, therapise often rely on well-
established principles, and it would be presumptuous for us to lump the
complex social influence that occurs all under the rubric of effor
justification. What we do believe is that effort justification influences
outcomes. To the extent that therapists take advantage of this process they
may enhance the efficacy of their therapies.
最後に、我々が述べていないことを強調しておきたい。我々は、心理療法の成果(アウ
トカム)に影響を与えるのは労力正当化だけだと言っている訳ではないし、「労力セラ
ピー」を提唱している訳でもない。既存の、セラピーはそれぞれ確固した原理をもとに
しているし、我々が複雑な社会的影響をひとまとめにして、それらすべてを労力正当化
で括ってしまうのは、思い上がりだろう。環我々は、労力正当化が(セラピーの)成果
に影響を与えると、信じている。セラピストが労力正当化のプロセスを上手く利用する
ならば、その程度に応じて、心理療法の効果を強めることができるかもしれない。