08/08/15 00:46:52
微妙な寒さの結婚式。
新郎は普段無口でほとんどしゃべらない人だったそうだ。
が、結婚式でハイになってしまったのかなぜか暴走。
インタビューの後そのまま司会者からマイクを取り上げ
新郎司会で式が進行。
しかも普段しゃべらない人なので、口調や言い回し、すべてが
ぎこちないというか、空回りしまくっていてサムい。
最初は苦笑してた周囲も、だんだん「……」な雰囲気になってくるものの
新郎の暴走は止まらない。新婦が諫めようとしても無視してトーク。
司会者がやんわりと「私の仕事が…(笑」とマイクを取り返そうとしても
逃げる回ってマイクを握ったまま離さず、延々と新郎による司会進行。
会場側が別のマイクを持ってきて司会者に渡しても、まだ続く新郎トーク。
困惑した新婦が「普段はこんな人じゃないんですが…」
「私も彼がこんなに長くしゃべっているのは初めて見ました」
司会者「それだけ新婦と結婚できたのが嬉しかったのでしょうね」
と、きれいにまとめたのに、まだまだ続く新郎のトーク。
そして一応進行していく式。もちろん司会者無視で新郎の仕切り。
いったいどうなるんだ!とハラハラしてたけど、最後には
新郎の親族らしい人が両側から新郎を抱えて一時退場。
戻ってきた新郎は普通にニコニコ。まるで何もなかったように普通の式に戻った。
雰囲気的にも「突っ込んじゃいけない」って感じで、誰も少し前の
新郎暴走には触れないまま普通に式は終わった。
未だに友人の新婦にあれはなんだったんだ、と聞けずにいる。
黒歴史っぽい。