08/08/22 05:40:12 JPb9bKWg
>>456
脂肪酸の合成
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(抜粋)
【ポイント】
・摂食時には、グルコース(ブドウ糖)のエネルギーが、解糖により、脂肪酸合成に利用され、脂肪酸として蓄えられる。
そして、空腹時には、脂肪酸のエネルギーが、脂肪酸分解により、肝臓での糖新生(グルコースの再生)に利用されたり、筋肉でのATP生成(運動エネルギー産生)に利用される。
・脂肪酸合成に必要なNADPHの約半分は、糖の代謝の側路(HMS)から供給される。
・糖分(砂糖など)を摂取し過ぎると、脂肪酸合成が行われ、肥満になり易い。
・脂肪酸合成に必要なアセチル-CoAは、糖(グルコース)の代謝以外に、アミノ酸の代謝からも供給される。
・脂肪酸合成は、肝臓、腎臓、脳、肺、乳腺、脂肪組織など、多くの組織のミトコンドリア外(細胞質ゾル)で、マロニル-CoA経路で、行われる。
なお、嫌気状態では、ミトコンドリア内でも、長鎖脂肪酸(主に、C18のステアリン酸、C16のパルミチン酸、それと、若干のC20やC14の脂肪酸)に、アセチル-CoA基が、添加(結合)される。
・脂肪酸合成は、細胞質ゾル(cytoplasm)で行われ、脂肪酸分解(β-,酸化)は、ミトコンドリア内で行われる。
1.脂肪酸合成
2.脂肪酸合成は、解糖系と共役している
3.褐色脂肪細胞
4.その他