08/08/26 18:01:03 71eb8csw
>>691
宗教の起源は、古代人たちの、「生存のための物質的利益」と追求です。
従って、「現世利益」が、宗教の本質です。勘違いしてはなりません。
現代のような文明の利器など何一つないまま、厳しい自然との闘いのなかで
ひたすら生存の努力を続ける古代人たちの姿を想像してみてください。
生存に関係ない「精神的満足」や「超越神」などは、むしろ宗教の本質から
外れたものです。人間は、その生物的生存が確保されない限り、精神的満足
も、平安も、「救い」もありません。
「生物的生存本能(生命)」こそが、時代、人種、風土を問わず、「すべての
人間に共通する唯一の普遍の事実」です。すべての創唱宗教は、開祖の精神
障害(神懸り、啓示、神秘体験、憑依現象、変性意識)の症状としての「観念
過剰」から、この古代人の宗教を、観念化、抽象化、精神化して、その本来の
生存との関係を断ち切ってしまったという「病理現象」に過ぎないのです。
その病理現象が感染したのが、現代の創唱宗教なのです。精神病は感染します
(感応精神病)。