08/05/23 03:15:45 x47RX946
身的また知的にコミュニケーションを苦手とする人の言わんとすることを聴き取る仕事をしています、長く待つのが平気な人・初代です。
ジークさんの「霊的知的障害」発言に各方面から様々な意見が寄せられていますね。
健全な雰囲気、結構なことだと思います。
最初に私は「差別発言というよりはセンスなし」と短く感想を述べさせてもらいました。
本人からも、そして誰かも指摘されていますように、ジークさんは「知的障害者」を指して「霊的に遅れている者」という趣旨で書いているわけではありません。
だったら構わないのかといえば、遅れている者の譬えとして「知的障害」という言葉を使ってしまう無神経さにはクレームがついても、それは仕方のないレベルだと思います。
>>私から見ると、つまらないことで、躓き、転び、泣き喚いて、親に駄々をこねて、文句言ってるようにしか見えないけどね。霊的に進化が遅れているのである。「霊的知的障害」とでも言おうか・・・。
前半の描写が知的障害に関わる者の心にグサリとくるから、これだけの反応があるわけです。
総長さんが>>271で、とってもいいことを書いてはります。
>知的障害を持って生まれてきている子供とて、あくまで身体に障碍があるだけのことに過ぎない…
たしかアスペルガーのニキリンコさんやったかな、「自分は知的障害者とではなく身体障害者と見てもらいたい…」みたいなことをおっしゃっていて、なるほどなぁと思ったことがあります。
脳の機能障害ですからね、つまり。
例えば肢体不自由で車椅子に乗っている人に向かって「頑張って自分で立ち上がってみなさいよ、やれば出来るんだから」とは言わないでしょ、決して。
一方、「何でこんな簡単なことが分からないの?」と思って(言って)しまいがちなわけです、知的障害者に向かってはね。
つまりのつまり、本人が分かろうと思えば分かるはずなのに分かろうともしないという状況をそれに譬えることがそもそも不適切なわけです。