08/05/19 01:36:14 t3Givoac
>>129
うにゅさんへ
私も20年以上教育現場にいますが、うにゅさんもご指摘のように、特別支援を必要とする生徒の数は
増加傾向にある、というのが実感です。
発達障害の原因については諸説あり、またさまざまな要因が組み合わさって発現しているとも考えられ
るので、それについてはあまり深入りしなくてもよいでしょう。ただ、次の新聞記事などは参考にして
いただけるのではないでしょうか。
○超未熟児の発達障害が増加…厚労省調査
(2005年7月25日 読売新聞)
体重1000グラム未満で生まれた超低出生体重児(超未熟児)の心身の発達障害が増えていること
が、厚生労働省研究班の全国調査で分かり、日本周産期・新生児医学会で発表された。
調査は、2000年に生まれた超未熟児のうち790人を対象に行われ、3歳の時点で、言葉の遅れ、
歩行困難、視力障害といった異常が19・6%にみられた。正常か異常かの判断が難しい「境界」は
18・2%だった。
1995年に生まれた超未熟児を対象にした前回調査では、異常、境界が共に14・9%。90年の
調査では異常14・1%、境界10・9%で、今回はいずれも5~8ポイント増えていた。
双子以上の多胎児が占める割合は23%で、過去2回の17%より高かった。さらに出生体重750
グラム未満の子供は39%を占め、過去より12~7ポイント高い。
超未熟児は年間3000人弱生まれ、8割は救命される。一方、体外受精など高度不妊治療による出
産の場合、多胎児は2割弱と通常妊娠の数十倍多く、未熟児の割合も高いとされる。
研究班の上谷良行・兵庫県立こども病院総合診療科部長は「不妊治療による多胎妊娠の増加や、医療
の進歩で体重が極めて少ない子供が救命できるようになったことが影響しているのではないか」と話
している。