08/07/02 19:21:00 ElV92A/5
>>815
そうだね。
玩具で遊んでいる子供から無理やり玩具を取り上げる必要はないわけで。
玩具で遊び足りない子供には当分の間遊ばせておけばいいと思う。
彼らもいずれ玩具に飽きてそれを手放す時が来るんだから。
本物はいつの時代も人気はないし、逆に人気がある事象に対しては、
そこにポピュリズムという欺瞞を感じ取り毅然として決別する意志を持つこと、
そして決別しつつも彼らの存在を赦すこと、これが大人の責任ある言動なんだろう。
ミクシィなんかでも、神対信奉者を中心として神使への反発が強まっているようだ。
僕もチャネ本に入れあげていた頃だったら彼らと全く同じ反応を示したと思う。
チャネリングの欺瞞に気づいて、その後ラマナ・マハリシなんかを読んで、
ヴェーダンタ、アドヴァイタ哲学に親しむようになったからこそ、
『神の使者』のシンプルで力強い内容が今では本当によくわかる。
①ブラフマンのみが実在する
②世界は存在しない
③だから世界はブラフマンなのだ
シャンカラチャリアのこの三段論法の深い意味が理解できないうちは、
彼らが>>812-814みたいな印象を受けてしまうのは至極当然のことだと思う。
しかし彼らの戸惑いや苛立ちを揶揄したり批判することは決してできないな。
なぜなら、彼らはかつての自分自身そのものなんだから。