08/04/20 10:58:05 zWBdQiUN
では受け入れることと勇気の関係について話そう。
南の島で日課になっていた日の出瞑想中、それは起きた。
その瞬間、私は自分の本体がそこにあることを感じていた。
何の疑いもなく感じていた。いや、正確にいうと、あまりにそれが当然すぎたため
そのとき私はそれこそが自分の本体なのだと思うことすらない状態にあった。
波の音も潮の香りも日の光も消え、私はただそれを感じていた。
暫くするとそれは去っていった。すると違和感を覚えた。
その違和感の原因は、これだった。
内と外に分けるなら、心は“外”である。
本体に近づいた状態からいつもの自分に戻ってきた私は気づいた。心は外なのだと。
私はその時まで、内とは心を指すものだと考えていた。しかしそれは違った。
心は、外でしかなかった。なぜなら本体と心が分離状態にある私にとって、
心は“本体の外にあるもの”に他ならなかったからである。