08/04/06 11:41:01 eOgONySk
正しい行いを続けていれば内なる神の声は聴きやすくなる。
それを、脳の機能にからめて説明しよう。
内なる神の声が最初に通過する脳のまとまった部位は、実は大脳ではない。
小脳なのだ。脳の中に流れ出た内なる声は先ず小脳へ向かい、そして右側の視床、
視床下部を経て下垂体へと至る。故に小脳は内なる声を最初に“翻訳”する大役を
担う脳といえよう。そしてそれは至極理に適ったことなのである。
内なる神の声は通常の意識とはまるで異なる質・量・スピード・時間軸を有している。
なのでそれは、三次元世界の概念にドップリ浸かった大脳では到底翻訳不可能なのだ。
人は、頭でそれを急には理解できないのである。
だからこそ人は始めにそれを“己の経験を通して”理解する。体に染み込んだ行いを通して
理解する。何かを極めた人が深い真理に至る理由はそれだ。優れた芸術家やアスリート、
神業的技量を誇る技術者や職人、良好な人間関係の構築に長けた人、家事の達人。
それらの人々は己の人生を通して宇宙の真理を学んできた。肌で直に学んできた。
だからこそ深い真理に到達できたのだ。
日常化した無意識の行動には、三次元意識の拘束を回避する力がある。
回避するからこそ、内なる声は聴きやすくなる。
師や聖者を外に求めずとも、人は日々の行いを通して神の言葉を聴き、
それを学んでいくことができるのである。
汝、己自身を知れ。
さすれば、汝は全てを見いださん。
これを覚えておきなさい。