07/12/31 10:43:32 HkdlWGT3
>>291
生まれたときは身体一個で生まれついたんです。
そのあとの観念常識マナーごと。
自分がそいつらに取って代わられているのに気がつかない、これが人です。
そいつらから外れ尽くすための坐禅です。
方法はいたってシンプル、坐禅してると妄想煩悩いろんなもんが沸いてくる。
そいつに取っ付くと果てしも無い妄想の大海さまよいだす事になる。
ではどうすりゃいいのか、ぽっと出てくる念いをそのまんまにする、たったこれだけです。
ほっときゃいずれ消えてきます。
業が進むとからっぽの自分がからっぽの自分に坐り込むってふうですか。
さっぱりと只坐れるようになります。
ただが手に入れば何をするにもただで出来るようになります。
ただ打ち坐れれば只管打坐、出入りの呼吸っきりになれれば只管呼吸、掃除っきりになれば只管掃除、なんでもいいんですが。
自分の頭んなかに頭を突っ込まない工夫、それが禅です。
禅は示すへんに単と書きます、つまり単を示す、なにかひとつをやる時ひとつっきりになる、これが禅。
考え事いっさい放下、そうして坐ってりゃそれでいいんです。
ちなみに眼は半眼で１ｍ先あたりに目線を置きあごは引く、脊椎を立て足は結跏趺坐かはんか趺坐。
手印はなんで坐布はどうでなんて言ってたらそりゃ自分を縛り苦しめる方向、まったく逆です。
楽に坐れりゃいいんです、そのうち自分が楽に坐れる方法が見つかります。
たいがいきちんとしています、それまではしっちゃかめっちゃかでかまいません。
格好なぞ二の次三の次って感じでいいんです。
がんばってください。