07/12/30 18:02:34 4tCMYgXK
観念がんじがらめに自分を縛る、閉塞社会そのものです、仏とは何か、ほとけはほどけだと云った人がいます。自縄自縛する縄をほどくんです、ほどき終わればもと仏。
いいですか、そうやってむちゃくちゃわけのわからんというほどに坐っているんです、わけのわかる、清々と云ったほどに、手付かずただから遠いんです、わかりますか、
よくよく解かって脱する、ほどけ終わるのを解脱と云います。 すると、いろいろあったりする。
「コ-ンと鉦の音を聞いたとたん、ばかっとこう体ごとなくなって、しばらく動けなかった。」
「動けば動けたでしょう。」
「はい。」
体をあるものと思い込んでいた、その自縛から抜け出たんです。
「電車に乗ろうとしたら、それが乗れないんです、停車の動きに併せてもっちが動く。」
「なに乗れますよ。」
「ええ。」
自分と自分以外と思い込んでいた垣根がふうっと外れる。
「向こうに酒を飲んでいるやつがいた、見ているうちに自分もこうとっくり持って、- 」
などいうのはなかなかに行けている。
「坐っていてどうしてだか地球とさ、一発やっちまった、大地と性交っていう、それがスペルマは出なかった。」
「汚いやつだ。」
「どうもあの。」