07/12/23 12:57:12 iahc3hU5
>>570
自分が犠牲になるかどうかを全く考えていない時が、一番自己犠牲的なことを
やっているような気がする。「自分が犠牲になる」、「自分が犠牲にならない」
というように「自分が」という考え方をしているうちは一見自己犠牲的なことをして
いるように見えても実は全然犠牲になってないんじゃないか? それはおそらく
見返りを求めた行為で、最終的に自分を守ろうとする行為だと思えるからだ。
我を守ろうとしているというか、自分の存続を第一に考えていて、そのために
自分の何かを犠牲にしようとしている。ならばそれは自己犠牲とは言えないだろう。
たとえば川で溺れている人が居たとして、何も考えずに飛び込んで助けようとする
ならおそらくそれは自己犠牲だろうと思う。しかしここで助ければ後で自分が有名に
なるかも知れない、ヒーローになるかも知れない、表彰されるかも知れない、などと
後々の自分の利益を考えて助けようとするならば、同じ助ける行為であったとしても
それは自己犠牲とは思えない。むしろ悪徳な感じがする。その考えを持ったままだと
後々マッチポンプ的なことをやりかねない感じもする。