08/06/03 19:38:52 UHe1BfJ4
※重要
◆硫化水素暴露における窒息死と中毒死の境目について
~その2~
神経毒性
硫化水素は肺から血液中に取り込まれる。血液中では酸化され、無害化されてしまうので、低濃度では神経毒作用は起こりにくいが、700ppm程度を越えると、無害化される量をオーバーし、神経毒作用が起こり始める。
神経毒性は高濃度の場合、1~2回の呼吸で突然呼吸麻痺という致命的な症状で現れる。つまり、神経毒作用により中毒死するためには700ppm以上発生させる事が肝心である。
ただ、意識喪失には800ppm以上必要なので注意が必要である。又、800ppm程度でも即意識喪失、死亡するが絶命まで多少時間を要するので、文字通り即死を狙うなら5,000ppm以上が望ましい。