08/01/29 08:26:00 N7w6ilD7
【アンドロゲンの生理作用】
アンドロゲンは、副生殖器系発育を促し、体毛発生、頭髪の生え際の後退、変性などを促進させると同時に、
ニキビやハゲの元にもなる。
卵胞刺激ホルモンとアンドロゲンは精細管のセルトリ細胞に作用することにより精子形成を促進するほか、
精巣上体にある精子の成熟も促進する。
精巣では黄体形成ホルモンに対する受容体は間質細胞に、卵胞刺激ホルモンに対する受容体は精細管のセルトリ細胞のみに存在する。
そして黄体形成ホルモンは間質細胞に作用してアンドロゲンの合成・分泌を促進する。
一方分泌されたアンドロゲンは視床下部や下垂体に作用して黄体形成ホルモン分泌を抑制する。
すなわち、オナニーによる精子の無駄な放出が繰り返されなければ、
適度な促進と抑制による分泌の調整がされ、ニキビや剛毛、ハゲなどにならなくて済む。
なお、寸止めなら大丈夫という説を唱える者もこのスレにはいらっしゃるが、
射精はなくとも勃起などにおける性行動の大部分は辺縁系や視床下部により調節される。
よって、射精ほどではなくとも、勃起や性的欲求だけでもかなりの影響があるということである。