07/12/07 14:58:14 Gn4NS3uu
思い出が美化されるのは過去に得た情報のうち必要なものが残されるからなんだよ。
日常生活を営むにおいて苦しみの記憶は弊害になる事が多い。
睡眠時に限らないが精神状態を安定に保つため人間の脳は一定期間毎に整理を行うんだ。
それは言い換えればすべて自分の意思で行ってる事とも言えるのだけどね。
それが睡眠時に行われる場合に夢として投影されるパターンは大別で二通り有る。
一つはその情報整理で記憶の表層に有った記憶を奥へ格納される時。
この場合は表層から深層への移動となるので目覚めた際記憶していないものが多く含まれる。
もう一つはその整理で表層へ留める判定をした場合。
これはそこに留まる記憶なので目覚めた時に思い返す事は割りと容易に出来る。
なのだが目覚めに不快感を覚えるのは格納されて行く記憶に名残を感じてるんじゃないの?
忘れるべきと認識しながら忘れたくないジレンマに駆られてるようなそんな感じかもね。
監禁の夢は全てを一部始終覚えていてはその記憶に覆われ生活がままならない。
でもそれを心に留めておく事に必要性は感じる。
だから必要最小限のサイズに纏めて留めているんじゃないかい?
そう考えるとなのだの場合は潜在意識下で過去の記憶を整理してるわけだから夢も寝起き
も自分で制御とは言えないけど、そこに求めた結果が出てるのかと思う。
絶えず新たな情報を求める限りはその整理が繰り返される。
表層に留めておく情報でそこが満載になれば古い記録は奥へ格納される。
今有る記憶(思い出)を忘れるべきだとは思わない。
だが、新たな情報(思い出や知識)は求めるべきだと思う。
その結果として大事な記録はが奥底へしまわれる事は悪い事ではない。
そうして長く大事にした記憶は奥底にしまったとしても自然と必要な時には引き出される
ショートカットが出来たりするしね。