08/03/19 14:14:43 0
慣習法と言えばこんな恐ろしいはなしが…。
当時校長をしていた父に「結婚式にきてくれ」と喚いた膿化親父。
その日出張で行けない旨を伝えたら「結婚式の誘いは慣習法で必ず来るとなっとる！」怒られたそうだ。
しかもその結婚式が、勝手に見初めたお嬢さんと結婚する日らしい。（お嬢さんと正式な結婚の話はしてないそう）
父が「相手の方の了承がないなら無理では？」そう言ったら…。
「傷もんにしちまえばもらっていいことになっとる。慣習法は憲法と同じ作用だと先生は知らんか？」と真顔で言われたそうな。
この膿村では「慣習法」という恐ろしいものがありそれは絶対なのだそうです。
父と自分の家族が聞かされた慣習法が以下です。
・嫁と手を繋いでデートしては行けない。嫁が付け上がるから。
・嫁に高い服を着せてはいけない。嫁が付け上がるから。
・好きな女は傷物にして結婚する。なお、罪は問われない。
・年寄りの言う事は絶対服従だ。
・高い本大事な時計でも寄越せと村の名士が言ったら献上せねばならない。
何かにつけてか「慣習法」という年寄りの数が多かった。
父はこの後すぐ校長を辞め、このクソ膿村から脱出しました。
今は実家に帰り漁師や学習塾や書道教室などやっています。
まだまだ働けたのにと惜しむ同僚もいましたが父は「俺は今の生活が性にあってる」と笑い返してます。
父はあの膿村での体験ほど不思議な体験はないそうです。