08/06/23 02:25:50 /90rUhsN
なぜアメリカでカリフォルニアロールが考案されたのか?
一般的なアメリカ人は、生魚介や海苔になじみが無い。
だから、寿司を食べようとしない人が多いのである。
「スシ屋に連れて行ってもらったが、食べられそうなものが無かった」
下手すると、卵焼きしか食べれなかった、なんて人も。
そんな寿司に拒否感を持つ、一般的アメリカ人に、なんとか寿司を
食べてもらおうと誕生したのが、カリフォルニアロールなのである。
海苔を内側に巻き込んで裏巻きにし、具も中央に配置、そうやって
隠すことで、アメリカ人が寿司に持ってる抵抗感を無くしたのである。
寿司ビギナーは、まずカリフォルニアロールから食べはじめる。
何回かカリフォルニアロールを食べるうちに、徐々に寿司に慣れる。
そうやって、寿司に対する抵抗感が薄れてから始めて、普通の
寿司を食べるようになるのである。
つまり、カリフォルニアロールは、寿司が苦手な人のための、
入り口のようなものなのだ。
「あんなの寿司じゃないよ」と、日本人は言うだろう。
「カリフォルニアロール?アメリカ人は寿司が分かってない」、なんて思うかも知れない。
だが、それは違うのである。
生魚介や海苔が苦手な人は、いきなり寿司が食べられるワケではないのだ。
そういった人が、抵抗無く食べれるように産み出されたのが、カリフォルニアロール
というわけだ。