08/04/27 16:34:44 F0vUBTEO
15年ほど前の話だが、大学卒業して個人デザイン事務所にもぐりこんだ。
麻布の3LDKマンションが事務所で、シャム猫が1匹飼われていた。
元々は社長の愛人が飼ってた猫だったが、愛人と別れる際、
「この猫を私と思って一生面倒を見なさい」と押しつけられたらしい。
働き始めて半年ぐらい経った頃、事務所で社長と二人で残って、
社長は自分の部屋でエアブラシ作業中、俺は各種資料をコピーしていた。
シャムがコピー機の上に乗ってきた。
「ほら、邪魔だよ」と俺が言った瞬間、ボタンを操作していた俺の手に激痛!
シャムが突然、噛みついてきた!
甘噛みではない、本気で肉を食い千切るような噛み方!
っつーか、肉が一部裂けた! ピュゥッて血が吹き出てるし!?
「うあっ!」と声を上げた瞬間、またも激痛!
腕に牙を立てながら、思いっきり爪を立てている!
俺は思い切り腕を振り上げてシャムを投げると、急いで部屋を出た。
社長に治療をしてもらっていると、社長がぼそっと…
「あの猫、たまにやるんだよな。アレの元の飼い主も気性が激しくてね…」
1週間ぐらい腫れあがって、作業できるようになるまで2週間かかったよ。
(続き)
その後、早番で事務所に入った時、しっかりと猫には復讐させてもらった。
無理矢理、カバンの中に押し込めて、筒を差し込み、
筒に向かって「ゴォォォラァァァァァァ!」と怒鳴り続けること10分。
以来、シャムは2度と俺に近づかなかったw