07/11/27 23:55:30 Bv9+yqqB
今朝の朝日新聞の読者投稿欄より。
「一緒に学ぶなぜいけない」千葉県松戸市主婦
私の息子は自閉症の障害がある小学5年生で、地域の普通学級に通っています。幼稚園の頃、
息子はみんなと一緒にいることを望んでいると感じ、養護学級や特殊学級への勧めを断り普通
学級に入学させました。
学校では先生や友だちが息子の障害を理解したうえで普通に付き合ってくれます。1年の時、
大きな音が怖くて参加できなかった運動会も、今年は初めてソーラン節や二人三脚などの種目に
参加する事ができました。
友だちが転校する時「今日、○ちゃんが引越しだね。さびしいね」とつぶやきました。私は
みんなと一緒に過ごしてきて本当に良かったと思いました。
しかし、千葉県で7月に施行された障害者差別をなくす条例では、特別支援教育を断ると、親が
子を差別していることのなると聞き、驚きました。特別支援教育は障害のある子供だけの個別、
少数指導を含みます。県庁に問い合わせると「断れば親が不利益取扱者になるという場合もある」
という答えでした。私も一員である「共に育つ教育を進める千葉県連絡会」では、不利益取扱者
イコール差別者ととらえています。
みんなと一緒に学びたいと願うことが、どうして子供に不利益を与え差別することになるので
しょうか。一緒に学ぶことが差別のない社会につながると信じています。
親のエゴを押し付け、適切な教育とリハビリの機会を奪うのは、立派な「虐待」だと
思うのだが。この投稿者の子供だって、適切な養育を受けられたら、もっと早くに
ソーラン節が踊れるようになったと思うのだが。