08/01/29 21:28:35 XXLjp8xR
身元不明の肢体不自由者が、危篤状態で救急車で担ぎこまれました。
担ぎこんだのは、その人を格安で雇っていた雇用主。
雇用主からの情報によると、その患者は、親類縁者とも絶縁状態、
職場で彼が名乗っていた名前も偽名かもしれない、もちろん無保険と。
入院治療ですと、治療費・オムツ代・洗濯代、いろいろかかります。
しかし入院した彼は、無保険無資産。
彼の親類縁者が見つかれば、その人に請求できますが、それは現実味が無い。
かといって生活保護を適用するには、本人&親類縁者の
「この人を養う意思も能力もありません」という証明が必要。
その親類縁者が見つけ出せない以上は、生活保護の適用は難しいです。
後々親戚の「扶養は無理」証明が取れて、保護になったとしても
保護認定前の治療に、さかのぼっての請求はできません。
つまり、現実的には全ての費用が、希望的展開になってもかなりの部分が、
病院の持ち出しになる可能性が、非常に高いです。
こんな理不尽でも、危篤状態で運ばれてくれば、拒否できないのが現状なのです。
身元不明者・生活困窮者の救済を、何故行政ではなく病院がかぶらなければならないのか。
やってられないです。