07/11/18 03:26:20 mq84WllU
・日本の医療は諸外国に比べてGDP比で極めて安かったが、かなり質の高いサービスを平等に提供してきた。
・医師数や看護師数は医療費を安く抑えるため、政策的に過少になるように抑えられてきた。
・そのため、病院勤務の医師や看護師は過重労働が常態化した。また誰でも医療を受けられるため、患者もいわゆる「3時間待ちの3分診療」など不十分なケアしか受けられなかった。
・現在高齢化に伴い必要な医療費は自然に増加しているが、国は医療費の伸びを懸命に抑えようと患者一人あたりの単価を削減しつづけている。
・単価を削減している反面、国民の医療サービス、特に安全性に対する期待感は上昇しており、訴訟リスクやクレームは増加の一途を辿っており、患者一人あたりのコストは特にハイリスク診療科で上昇している。