08/05/19 19:02:09 4khxom0e
余命を宣言されて最初は戸惑った
僕の場合は長年の吸いすぎからのしっぺ返しの肺がん
でも、今になって思うと医者がよく僕に余命を教えてくれた
だから今は残りわずかかもしれない一日一日を大切に使ってる
もう、今の体の状態でできることはベットの上でパソコンをつつくか
本を読むぐらいのものだ
しかし、今までなら適当に読んでいた本でさえ後数ヶ月の命と思うと
僕を死の恐怖からひと時でも救ってくれるしっかりとした相棒だ
夜になると死からの恐怖が僕を縛りつけまともに眠れない
しかし、一冊の本が僕を安心させて寝付かしてくれる
《桃太郎》
今は亡き母が僕がほんとに幼かったときに毎晩寝るときに詠んでくれた
今では表紙はセロハンテープで止めなければいけないほどボロボロだけど
この《桃太郎》の本だけはずっと捨てずに置いていたのが今となってはほんとによかった
皆さんも一冊の本を大切にしておいたほうがいいですよ