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就職できない学生は3分面接すれば充分に分かります。特徴を挙げると、大人しい、
社会人として考え方が子どもっぽい、読書経験がなく柔軟な思考力が欠如している、スポーツ経験
ゼロ、恋愛経験ゼロ、声が小さい、このような要素が必ずあるものです。
もちろん基礎学力は必要ですが、スポーツ経験と恋愛経験というものは意外に
仕事の出来不出来にかかわってくることが多いようです。会社組織において
仕事のできる人は異性にもてています。告白、口説きなどの一連の恋愛のプロセスは、
社会に出てから商談事などで要求される交渉力と似通っており、
大学卒業時点でもろくに恋愛経験がない学生は使えないと言っても差し支えないでしょう。
一方でそのような学生は「お人よし」なケースが多く、毅然とした態度で接することが
できないおっとりしたのんびり屋さんです。ほかにも道はあるでしょうが、企業組織内では
いちはやく淘汰される対象です。この厳しいご時世、大人しい秀才よりも
多少生意気で猛々しい学生をほしがる企業が増えています。スポーツ経験がある学生は、
集団行動や人間関係面で長けている場合が多く、非常に有利でしょう。ほかに要求される
のは、読書経験です。IT化に伴い、書物をじっくり読む機会は減っていますが、
読書で得られたものは必ず生きてきます。インターネットでは、今のところ
思ったより知識や思考の柔軟性は身に付かないようです。私が出会った企業人の懐の深さは
豊富な読書経験によるところが多かったように思うのです。
皆さんは、スポーツ、読書、恋愛などを通して学生生活をエンジョイしてください。
これらのことは時間のとれる大学時代にしかできないことです。また気の合う仲間だけでなく、
色々な人と出会って話しをするくせをつけましょう。大学時代を楽しめた学生の多くは
希望の会社に就職しています。学生時代に築いた人脈は、確実に良質な肥料となるでしょう。
学生が思っているほど、学歴は関係ありません。学習歴、実力が問われる時代が到来しています。
大人しく青白い秀才は、百害あって一利ない、排除すべき対象だということを銘記しておいてください。