08/02/04 11:46:37 VGixwRUj
>>8の続き
そもそもタンパク変性作用ってどの界面活性剤にもあるわけで。
じゃなきゃ汚れが落ちるわけもないし。
高級アルコール系が最もタンパク変性作用が強いんだけど、
前述したように界面活性剤が9~12%の濃度で配合されているので、
恐らくその倍以上界面活性剤が配合されているアミノ酸系シャンプーとでは、
皮膚に対する影響は変わらないと考えられます。
その上アミノ酸系は洗浄力が弱く真菌が繁殖しやすい環境を作ってしまいます。
アミノ酸系を使うとフケが出るといった症状を訴える人が多いです。
フケはマラセチア菌という真菌が増殖することが原因です。
フケ症の方はケチらず面倒くさがらず病院で抗生物質を処方してもらってください。
シャンプーを変えるよりよっぽど確実です。
洗いすぎで乾燥してフケが出るには1日に4回くらい洗わなきゃならないでしょうね。
頭皮の皮脂の分泌は他の部位に比べて盛んですから。
また、これもさんざん既出ですが、
アミノ酸系がそんなに良いのだったら、大手がとっくに開発しています。
ベーネコスメティクスが定価900円で作れるのだったら、
大手は原料の大量仕入れ大量生産によるコストダウンで定価600円以下で作ることができるでしょう。
なぜ、大手は作らないのでしょうか?
安物呼ばわりされている市販のシャンプーですが、開発当初は贅沢品と呼ばれていました。
庶民にも手が届くようになったのは、企業努力、そのひと言に尽きるのではないでしょうか。
「市販のシャンプーは原価50円。あとはCM代」 と分析サイトの管理人は言いますが、
研究開発や製造・販売・輸送の過程でかかる諸経費ということにまでは考えが及ばないのでしょうね。
さすが美容師。単純な現金商売しかやったことがないから企業の仕組みを理解できないのでしょう。