08/01/17 01:19:44
■日本寄生虫学会が推奨する簡易的砂場消毒法
天気のよい日を選んで、ごみ袋用に用いる黒のビニール袋(黒でなくてはならない)を、
消毒しようとする砂場の面積よりも大きい面積になるようセロハンテープで繋ぎ合わせてビニールシート状にして、
それを砂場にかぶせて、周囲を石や砂などで押さえて空気の流通を防いで、できたら一日中かぶせたままの状態を維持します。
すると内部の温度は60℃以上にも上昇するので、この高温状態を持続させることで虫卵を死滅させることができます。
同時に、砂の中の種々のバイ菌も消毒されます(これは牛乳を殺菌する方法のひとつに低温殺菌法というのがありますが
これと同じ原理であり、パスツールが考え出したことからパスツール消毒法ともいわれます)。
数日置いて再度実施すれば完璧です(ただし、実際には月に1度というように定期的に実施したほうが実用的です)。
これは砂場だけでなく、穴にうずめた糞を早く消毒したいときに応用でき、糞の量が少なければビニール袋1枚でできます。