LUSH・ラッシュPart.52at FEMALE
LUSH・ラッシュPart.52 - 暇つぶし2ch660:メイク魂ななしさん
08/03/08 19:41:24 HibD7MsA0
「一発やるかぁぁぁ」
スーツを脱ぎ捨てると、目尻のしわでよれよれの30代のワタシの顔を整えた。
鏡の前に立ち化粧を落とす。
既に毛穴は開き、ワタシの衰えた肌は俳句を待つ。
身体を横にして鏡に映すと、頬垂れを持ち上げて、10代のワタシがそこにあった。
「今日もLUSH祭りだぜ★」声に出していう。
「オンナはやっぱりスッピン美人」
黒ずんだの脇やら、カサカサ状態のボディーケア。ドリームクリームをたっぷり取り、
檸檬の指先でつるつるの指でカラダをなぞる。
「ヌリュッ、ヌチョッ」の音がワタシの嗅覚を更に刺激する。
「ぷるぷるたまんねぇ」脂肪の揺れに合わせて、身体を上下させる。
「オンナのボディーにゃあこれだよ」ラッシュラッシュを吸い込む。
「スッ、スッ、スッ、スッ」顔から熱くなり、やがて頭の中が真っ白になる。
「ラッシュ、ラッシュ」「気ままなセクシー」
頃合いをみて俳句をぬぐい去る。ワタシは自分のこの格好が好きだ。
白い肌だけが視界を染める、ぶらぶらの二の腕の脂肪に、甘い罠垂らして、腰を振り、左手で二の腕を引っ張り、右手でヌルヌルと股間に塗る。
鏡の中のワタシは、日本一の美女になっていた。
「ちきしょう誰かに見せてやりテェよ」最高潮が近付くと、いつもそう思った。
甘い罠をもう一度効かせ、オイルを追加すると、オンナへ向かってまっしぐらだ。
「オンナになってやる」「越中一本のほんまもんのオンナ」
「うりゃ、そりゃ」「ズリュッ、ブチュッ」しぶきを飛ばしながら、クライマックスをめざす。
「たまんねぇよ」瞳の奥から、激しいうねりが起こった。やがて奔流となり、ワタシを悩ます。
―やめてぇ―アンチエイジング―相反する気持ちがせめぎあい、ワタシは崖っ淵に立つ。
「きたっ」ワタシは膝を直角に曲げ、それに備える。奔流は堰を切ろうとしていた。
「刀刃一本 ! 」「ベチャっ」
鈴口を押し分けて、白い塊がしゃくり出される。
真っ白い時間が過ぎ、目の前が現実に戻る。


やっぱり30代


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