08/03/15 09:05:00 TP5BsjDa
「ALWAYS 三丁目の夕日」が流行ったが、懐かしんでも昭和には戻らない。
市場、問屋、商店主が流通の主流だったころ、中間マージンや流通コスト
が高く、個人商店が並ぶ街は効率が悪かった。
問屋やマージンを廃して効率化した全国区の大規模スーパーが大店法の
規制の中進出、地元の寿屋やスーパーが倒産、個人商店もほそぼそと営んで
いたが未来のない仕事に跡継ぎは都会に出て銀天街もシャッターが目立つ
ようになった。
本渡もジャスコ、ヤマダ電機、マック、ユニクロが国道沿いに出来て、
少し便利だけどつまらない、何処にでもあるような田舎になった。
国は税収が望めない個人商店より法人税を収めてくれる大規模法人を望ましい
と思うし、効率化求めた結果が今の状態だとすると、ニチイの後を駐車場にしても
効果は薄い。
東京の吉祥寺など、まれに活気のあるアーケード街はあるけど立地が違い
すぎて参考にならない。結局、安くて良い物がある大手に人は流れ、銀天街の
衰退は効率化の流れからすると簡単には止まらない。
老人の趣味で続けている店以外ではジャスコと競合しない飲食店や商店、
ネット販売や個人宅をこまめに回るようなサービスを提供できるところしか
残れないでしょう。
以上、ニチイ跡を単純に駐車場にしても客は集まらない。行政が最低限出来ると
すれば、人の流れを作る。黒い外観には少し驚いたけど天草市がニチイ跡を市民が
集まる場所と位置づけたのは間違っていないと思われる。