07/05/15 06:58:10
科学的に考えましょう。
喫煙は、さまざまながんの原因の中でも、予防可能な単一の要因としては最大と考えられています。
欧米の研究では、がん全体の30%、特に肺がんの90%近くは喫煙が原因と考えられています。
IARCは、喫煙との間に因果関係があるがんとして1986年の評価で、
肺がん、口腔がん、咽頭がん、喉頭がん、食道がん(扁平上皮がん)、
膵臓がん、膀胱がん、腎臓(腎盂)がんをあげていました。
今回、1986年以降の研究結果を検討した結果、鼻腔・副鼻腔がん、
食道がん(腺がん)、胃がん、肝臓がん、腎臓(腎細胞)がん、
子宮頸部がん、骨髄性白血病を喫煙との間に因果関係があるがんとして加えています。
これらのがんでは、喫煙者におけるリスク(がんにかかる確率)が非喫煙者に比べて
20倍以上(肺がん)と報告されている部位もありますが、
おおむね2~3倍のリスク上昇が観察されています。
がんの原因としての喫煙
URLリンク(ganjoho.ncc.go.jp)
国立がんセンター