08/08/06 13:01:07 fgrtbm9A0
>>525
その回答Aは、大体あってるけど、用語の問題で不正確な点を多々含んでる
患者さん向けだから十分合格点だが
生理的乳頭陥凹
診察所見で生理的乳頭陥凹というのは厳密には有り得ない(生後すぐに眼底診れば別だが)
視野検査で長年経過を診て視野欠損が生じて来なければ、事後に、おそらく生理的な陥凹であったと表現する
乳頭陥凹
1.生来陥凹が大きい(一般的に生理的乳頭陥凹と表現される)
2.生後に視神経の脱落で陥凹が大きくなった(脱落が一定を超えれば視野欠損が検出されて緑内障診断される)
1の場合は元来、視神経束が形態的に危弱性(眼圧によるダメージを受けやすい)を持っており、乳頭陥凹の大きくない他者よりも中期的に緑内障を発症しやすい
2の場合は、短期的に緑内障に移行する
乳頭陥凹大きい方は、1,2 を両方含めて考えて、緑内障を発症する可能性が正常者よりも10倍程度高い
乳頭陥凹大きい方が、1か2かは、厳密にはその時点では解からない、視野検査で経過を診て後から判断できる
健康第一さんは10年経過診て視野異常出なければ、おそらくは2でしょうが、
乳頭陥凹の大きくない他者よりも、中期的に緑内障を発症しやすいのは間違いありません