08/07/14 08:12:57 JE45+wXW0
>>403の続き
1. は肛門経由で痛みの中心(トリガーポイント)を指圧し、過緊張した骨盤低筋を
伸ばしていく治療法です。(この本では、CPPSの症状の殆どが、前立腺とは直接関係ないとの
立場をとっているので、前立腺自体はほとんどマッサージしません。)
2.は骨盤低筋を伸ばすストレッチ(体操)です。(9種類ほど図解入りで記載されています。
毎日、複数回行う必要があります。)
3.は骨盤低筋を意識的に弛緩させる訓練で、バイブレーター付きの時計などを
利用し、(例えば)10分なら10分ごとに意識的に骨盤低筋の弛緩をさせ、最終的には
骨盤低筋が常にリラックスした状態に保つことを目的とした訓練です。(ちょうど
おしっこをする時に、骨盤低筋が緩むのだそうですが、それを10分おきに、1日中
繰り返す訓練です。(もちろん本当におしっこをするわけではありませんが・・・))
4.は全身と骨盤低筋のより深いリラックスを目的とした訓練法ですが、
これにはあらかじめ録音されたテープを使用するとのことで、スタンフォード大学で
月1度開催されている6日間の集中講座を受講し、訓練法を習得し、テープを貰ってくる
必要があります。(何十セッションもあり、専門家の支援なしでは習得不可能との
理由から、テープ単体での販売はしていません。よって4.に関しては上記の書籍を購入
しただけでは実行不可能です。)
この本の著者 Dr. David Wise(スタンフォード大学のサイコロジスト)ご自身もCPPSで
22年間苦しまれ、2年間かけて病気を克服された、また、痛みがひどく夜な夜なすすり泣いた
ご経験を本の前書きで告白されています。非細菌性慢性前立腺炎 又は 慢性骨盤疼痛症候群(CPPS)
で苦しまれている方には、是非試して頂きたい治療法です。(書籍はネットで購入出来ます。私の場合注文してから
1週間ほどで届きました。ちなみに、私とDr. Wiseの間に利害関係はまったく有りませんので、あしからず。)