08/06/20 19:46:16 IpHSakTT0
前立腺内で細菌は単独で浮遊しているわけでは有りません
多数凝集して強固な共生体となると、 周りに多糖類の皮膜を作ります、
それが 何物も受け付けがたい バリアとなります
バリアとしてのフィルムを形成すると、人が作る免疫細胞ばかりか、
抗生物質がほとんど効かなくなります。
バイオフィルム感染症としては、細菌性心内膜炎、慢性気道感染症、
慢性骨髄炎、壊死性筋膜炎、細菌性前立腺炎、
歯周病(かっては歯槽膿漏と言っていました)などがあります。
免疫作用、抗生物質が効きにくいため、
慢性もしくは難治性の感染症となります。
バイオフィルム内の細菌はやがて数を増し
内部が過密になると、フィルムは破壊され、細菌が放出されます