08/07/05 00:19:19 4wrbOTsb0
ちょっと、長文しますよ。
魚臭症(トリメチルアミン尿症)は、腸内で発生するトリメチルアミンを無臭化できない
ことで発生するわけです。この無臭化酵素の無臭化能力には限界があるわけです。
健康な状態では、腸内で発生するトリメチルアミンの発生量は、この無臭化酵素の
無臭化能力を超えることはありません。能力範囲内に収まっているわけです(無臭
化酵素は、肝臓に存在します)。
トリメチルアミンの発生量が、この無臭化酵素の無臭化処理能力を超てしまうような
状態とは、トリメチルアミンの発生が通常(健康な状態)よりもはるかに増えてしまった
状態というわけです。つまり、トリメチルアミンを発生させる腸内細菌が、通常よりもは
るかに多く腸内で増殖してしまったというこですね。
では、なぜ、この細菌の異常増殖は発生するのか?
考えられる原因のひとつが、抗生物質にの経口投与なわけです。経口にて投与され
た抗生物質が、腸内の細菌バランスを著しく崩してしまうわけです。言い換えれば、
抗生物資の経口投与が、トリメチルアミンを発生する細菌の異常な増殖を促してしま
う可能性があるということです。
それでは、抗生物質の経口投与はどのような時に行われるのでしょうか?
通常、手術の後ですよね。手術の後は、1~2週間、抗生物質の投与が行われます。
ほとんどの場合(入院している場合)、抗生物質の投与は点滴にて行われるます。
しかし、例外的に経口にて抗生物質の投与が行われる場合があります。日帰り手術
とか、2~3日で退院してしまうような手術がそうですね。この場合、術後の抗生物質
投与は点滴ではなく、経口投与となります。
356:病弱名無しさん
08/07/05 00:19:52 4wrbOTsb0
抗生物質の経口投与がおこなわれると、腸内の細菌バランスは崩されます。徐々に、
トリメチルアミンを発生する細菌が増殖し始めます。肝臓内の無臭化酵素の無臭化
能力を超えるようになるまで増殖するには、ある程度の時間がかかります。おおよそ、
投与後、数ヵ月~2,3年位でしょうか?
そして、やがて体の異常、つまり、体臭を自覚する日が訪れるわけです。
術後臭という病気はあるわけではありません。
便宜上、2chでは手術後に体臭に悩まされるようになった人が、この症状を“術後臭”
と呼び始めただけです。現状は、それが定着してしまっただけですね。術後臭は、魚
臭症では無いと言い切ることはできません。その可能性は決して低いとも言えないか
もしれません。
ちなみに、一度崩れてしまった腸内の細菌バランスは容易に元にもどりません。数ヶ
月~数年かかると考えた方がいいと思います。もちろん、生活習慣や食生活の改善
等の実践状況にもよりますが、一生元には戻らないこともあるでしょう。
クロロフィリンのようなサプリは、臭いを吸着させる働きはありますが、トリメチルアミン
の発生を抑える働きがあるわけではありませえん。
地道な生活習慣の改善、食生活の見直しを継続し行うことを決して欠かしてはなりません。
>>352-354
研究機関であって治療機関ではないことは判ってますよねw
357:病弱名無しさん
08/07/05 00:20:00 CVBCLDlQO
>>353
すまん、たしかそうだったような気がする…たしか肝臓に問題があったと書き込みがあったような…
詳しくはわからない。
初代スレ主さん、見てて気分が悪くなったらすいません…。
出過ぎたので書き込み止めます。